神本です。

 

今回はセールスをする上で
とても重要なポイントについて
話していこうと思います。

 

アフィリエイトを実践する以上
最終的にはセールスをして
稼いでいくことになります。

 

なので、
今回話す内容は
実践するノウハウとかに関係なく
誰にでも必要な考え方になります。

 

考え方が違うだけで
同じようなノウハウを実践していても
3ヶ月で10万、20万、50万と差が開いていくのが
当たり前の世界ですからね^^

 

 

見込み客に欲しいと思わせる「刷り込み」について

刷り込み

 

今回理解してもらいたいのは

 

『刷り込み』

 

についてです。

 

 

聞いたことがない人にとっては
真新しい言葉かもしれませんが

おそらく既に知っている概念です。

 

・売るためのキーワードを考えなさい

・切り口を考えなさい

・なぜ『why』を考えなさい

・『理念』を考えなさい

・他のサイトと差別化しなさい

 

など

 

こういった説明の際に
必ず背景にある根本的な考え方で
ここがわかってないと
表面的なことしか理解できません。

 

つまり

いろいろ学んでも
ちっとも使い物にならないということです。

 

 

聞いたことがある人も

 

どうやって具体的に結びつけていくのか?

 

これが、わかっていない人がとても多いです。

 

 

ここで1つ例をあげます。

 

『埼玉県にすむ31歳の専業主婦が
5ヶ月で月37万円稼いで方法をあなたも知りたくありませんか?』

 

いわゆる

情報教材系の売り込みのコピーですね^^

 

 

どう感じたでしょうか?

 

『社畜だった僕が100万円稼いで独立した方法』

 

こちらと比べて何が違いますか?

 

 

前の『埼玉の主婦』の方は

31歳の主婦という言葉と
5ヶ月で月37万円という言葉に
ギャップや意外性がありますね。

 

なぜ?どうやって?

 

という疑問や驚きがわき
感情が揺さぶられると思います。

 

 

こうした矛盾した情報を与えられた時
感情的に混乱し、ある種不快な心の状態を

 

『認知的不協和』

 

と社会心理学では定義付けています。

 

 

この状態になると人は
矛盾した不快な心を解消したいと思います。

 

『精神安定剤』

 

を求める状態ですね。

 

 

そこで

『実はこの主婦はアフィリエイトのこの教材に出会って
教材の内容を実践しただけで、簡単に稼げてしまったのです。』

 

という流れを
論理的にわかりやすく説明することによって

 

『自分も稼げるかも・・・』

と刷り込まれてしまうわけです^^;

 

 

セールスではこのように

まず相手を感情で揺さぶり

混乱している相手に理屈(=商品のメリット)を与えて

相手に納得させて(と思わせて)
商品を購入させます。

 

簡単に言うと

まず相手に

 

『やばい!』

 

と思わせろということです^^

 

刷り込み 感情

 

 

感情⇒理性

 

という順番がとても重要です。

 

刷り込み方法

 

ところで

どうしてこの順番で刷り込みが起こるのでしょうか?

 

それは人の脳の機能からも理解できます。

 

 

脳の構造と刷り込みの理屈

人間の脳は下記のように3つの部分に分けられます。

 

脳科学 マーケティング

 

(引用:http://www.saiken.jp/pg217.html)

 

 

脳幹⇒大脳辺緑系⇒大脳新皮質

 

内側ほど『古い脳』と言われています。

 

そして

 

脳幹=爬虫類脳

大脳辺緑系=動物脳

大脳新皮質=人間脳

 

とも言われていて

 

大脳新皮質は人間の『理性』を司る脳

大脳辺緑系と脳幹は動物的な『感情』を司る脳

 

と言い換えられます。

 

 

つまり人間は
違った働きをする2つのタイプの脳を
持っているということです。

 

 

そして脳の働き方の順番は

内側の爬虫類脳⇒外側の人間脳

の順番で作動します。

 

これがとても重要なことです。

 

 

これは人間の生存本能に由来しています。

原始時代に元々狩猟民族だった人間は
狩りの最中に危険な獲物に出くわすこともあったでしょう。

 

そんな時に

 

『あいつは角が2本あって、俺よりも身体がでかいので力が強そうで
牙もあるのでやばそうだ。だから逃げよう』

 

などと理性で考えていたら
たぶんその何かに食べられてしまいます^^;

 

 

やばい!

 

と思って感情的、本能的に逃げるから
生き残れるわけですよね。

 

やかんに触ったら

『熱っ』

って思って反射的に手を離す話は
小学校の時に習いましたよね。

 

あれと同じ理屈です。

 

人間は脳の機能から考えても

感情⇒理性

の順で反応する生き物なのです。

 

逆に言うと

理屈から入っても、情報が頭に入りづらく
商品の良さを理解したり、納得させることも
難しいということになります。

 

 

刷り込みは集客やセールス、全てに共通する原理

今回言いたかったことは

セールスも含みますが
相手に行動させるには

まず相手に

 

『やばい!』

 

と思わせろということです^^

 

 

ここを意識することで
必ずあなたの記事の内容や
売上はじわじわ変わってきます。

 

セールスにも集客にも
共通する考え方だし

マーケティングの様々な場面で
出てくる考え方です。

 

感情⇒理性

 

今回は重要だったので
このことだけ覚えてください。

 

 

ただ、ここで疑問に思うのは

『感情を揺さぶる』って

具体的にどうするの?

 

ということだと思います。

 

 

次の記事では

もう少し使いこなせるように
具体的な話をしていきますね。

 

⇒ 教育と洗脳の違いとは?